Speech of D.C.S

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ピンチはチャンス。
新たな発想で先手を取る

 弊社は、システムソフトの受託開発やIT導入コンサルティングを中心に展開しています。なかでも流通業、飲食店向けシステムに力を入れており、大興電子通信と共同開発した「RetailFocus」は、お客様から好評をいただく製品となっています。

 お客様との打ち合わせでは、まず導入目的を確認することからスタートします。お客様はシステムのプロではありません。導入したいシステムが、最適のものとは限らないのです。ご指示どおりの対応のみではなくお客様がなぜシステムを導入するのかを理解し、アドバイスを交えてお客様と一緒に目的を達成できるシステムをつくる。それが、本当の意味で「お客様を大切にする」ことだと考え、「適切なアドバイスができるシステム会社」であることを心がけています。

 また、弊社ではつねに新分野のシステムを手がけていますが、市場の成熟とともに参入するシステム会社も増えるものです。そうした状況に打ち克つための弊社モットーは「ピンチはチャンス」。ピンチのときこそ、脱出のために新たな発想が生まれるものです。現状に満足することなく、お客様とともに成長していきたいと考えています。

 そのためには、まず現場の社員のコミュニケーション能力や判断力といった”人間力”が重要になってきます。弊社では、毎月、社員向けに会話力や経営関連などの研修を開催しています。

 ビジネス上のミスの多くは、コミュニケーション不足が原因で起こるものです。社員のコミュニケーション力を高めることで、結果としてミスも減り、顧客満足度も高まっています。この好循環が次のビジネスへとつながり、長くおつきあいいただいているお客様も少なくありません。

 この姿勢を忘れず、コミュニケーションを大切にしたサービスを提供したいと考えています。




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代表取締役
小林 義典























大興電子通信 ディーズトーク Vol.23 掲載